はじめての車買取！　後悔しない車買取を！

長く使用した車や、事故や水没など、自走することすらままならない状態の車であっても、現金化する方法はあります。車は、突き詰めれば「金属の塊」なわけで、最終的には金属として再利用することが可能となります。分解の手数料や手間を考えるとマイナスになってしまいそうですが、解体に伴う費用は自動車リサイクル法によって賄われている為、最終処分業者に実質的な負担はありません。

しかし、中古車の場合だとリサイクル法施行以前に購入された車も多く、そうした場合は買取業者にとっても買取ができない車となってしまいます。ただし、車にかかる税金は前払い制度の為、廃車にする場合は、支払った分の税金が月割で返金されます。それを見越して、買取をしてくれる場合もあります。さらに言えば、1円査定であっても買取は買取ですから、前述の例をとってみれば、買い取れない車というのはかなり少なくなります。

しかし、そんな条件とは関係なく、買取ができない車というものが存在します。それは所有者の売却同意が得られない車です。他人の車を勝手に売ろうなんて人はいないとお思いかも知れませんが、ローンの支払いなどが残っている車の所有者は、ローン会社の名義になっており、支払いが終わらない限り、自分の所有物とはみなされません。買取に必要な書類も発行できませんので、実質、買取ができない車となります。残債が残っていてもローン会社の同意が得られれば、買取が行えるのですが、それについては後述いたします。

所有権が自分にあり、自走できる車であれば、状態が悪くて価格がつくわけがないと諦める前に一度、査定をしてみることをお勧めします。普通の車買取業者で査定がつかないと言われても、廃車前提の車の買い取りを専門に行っているような業者であれば、しっかり買い取りをしてくる可能性があると思います。